僧形八幡神・神功皇后・仲津姫命 坐像[薬師寺/奈良]

僧形八幡神・神功皇后・仲津姫命 坐像[薬師寺/奈良]

休ヶ岡八幡宮のこと

薬師寺の白鳳伽藍の南門から、道を挟んだ南側にある薬師寺の鎮守社。 薬師寺の別当だった「栄紹(えいしょう)」によって、寛平年間(889~898年)に大分県の宇佐八幡から勧請された。 現在の社殿は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼が寄進したもの。

国宝『僧形八幡神・神功皇后・仲津姫命 坐像』

休ヶ岡八幡宮のご神体とされた、平安時代に作られた3躯の神像で、現存最古の神像とされる。 高さ30cmほどの小型の木像で、一木造の上に白土を塗り、その上に彩色を施している。

中央に僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)、向かって右に神功皇后(じんぐうこうごう)、向かって左に仲津姫命(なかつひめのみこと)を配し、女神像は奈良時代頃の貴人の姿を模している。 八幡神が僧侶の姿で表されるのは、神仏習合によるもので、八幡神は八幡大菩薩ともされた。

この国宝を観るには

現在は、奈良国立博物館に寄託されており、同館の「なら仏像館」で数年に1度程度公開される。 特別展などに出展される場合もある。

公開履歴

2019/12/24~ 奈良国立博物館「名品展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-178
【指定番号】00017-00
【種別】彫刻
【指定名称】木造〈僧形八幡神/神功皇后/仲津姫命〉坐像
【ふりがな】
【員数】3躯
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所有者】薬師寺
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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