国宝『林檎花図』伝趙昌筆
うちわ状の絹地に、白い花や蕾の付いた林檎の一枝を描いている。 伝承筆者は中国・北宋時代に花鳥画を得意とした宮廷画家の「趙昌(ちょうしょう)」だが、実際に描かれた年代は南宋時代頃だと考えられる。 広島の浅野家に伝来したもの。
この国宝を観るには
2019年3月から施設の改築工事で休館中の畠山記念館では、所蔵品を中心とした展覧会が季節ごとに開かれていたが、公開の機会はそれほど多くない。
公開履歴
2022/11/8~12/4 京都国立博物館「京に生きる文化-茶の湯-」
2021/10/9~11/7 京都国立博物館「畠山記念館の名品」
2017/10/31~11/12 京都国立博物館「国宝」
2017/5/23~6/18 畠山記念館「茶の湯の名品」
文化財指定データ
【台帳・管理ID】201-133
出典:国指定文化財等データベース一部抜
【指定番号】00127-00
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色林檎花図
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくりんごかず
【員数】1幅
【国】中国
【時代・年】南宋時代
【所有者】畠山記念館
【国宝指定日】1956.06.28