夜色楼台図 与謝蕪村筆

夜色楼台図 与謝蕪村筆

国宝『夜色楼台図』

日本の文人画(画家ではない文人が描いたもので南画とも言われる)の与謝蕪村によるもので、雪景色の町並みを描いている。

巻物のような横長だが掛け軸になっており、夜空の黒と雪の白に窓にはやや暖かみのある薄ベージュのような色が使われている。 墨の濃淡で表現された夜空には胡粉が使われている。 ところどころに画題の由来にもなった「楼台」=二階建ての建物があり、暖かみが際立って見える。

この国宝を観るには

現在は個人蔵となっており、美術館などでの特別展に出展されることがあるので、見逃さないようにしたい。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-2458
【指定番号】00158-00
【指定名称】紙本墨画淡彩夜色楼台図〈与謝蕪村筆/〉
【員数】1幅
【国・時代】日本・江戸時代
【作者】与謝蕪村
【所在地】兵庫県
【所有者】個人蔵
【重文指定日】1975.06.12
【国宝指定日】2009.07.10
【解説】蕪村(1716~1783)は、大雅と共に日本南画の大成者として名高い。本図は最晩年の作とみられ、大胆な墨の技法による暗い夜空と雪に白く浮かぶ連山や家並との対照などは新鮮な感覚にあふれ、「夜色楼〓雪萬家」の詩意が見事に表現されている

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

鑑賞ログ 2018年11月

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