羽黒山五重塔[山形]

羽黒山五重塔[山形]

出羽三山のこと

山形県庄内地方の出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)は、崇峻天皇の皇子である蜂子皇子によって推古元年(593年)に開山されたと伝わる。 神仏習合で修験道など山岳信仰の聖地となっている。

国宝『羽黒山五重塔』

国宝の『五重塔』は三山の月山神社・出羽神社・湯殿山神社の所有となっているが、羽黒山「出羽神社」の近くに建っている。 羽黒山は神仏習合だったが、明治の神仏分離で羽黒山が「出羽神社」となり仏教関係のものは壊されたが、この五重塔は残された。

羽黒山五重塔[山形]

五重塔は平安中期に平将門によって創建されたと伝わるが、その後幾度か修復され、現在の塔は1372年頃に庄内地方の領主だった武藤政によって再建されたもの。 五重塔本体も屋根の杮葺きも杉材を使った30メートル弱の塔で、東日本で唯一の国宝の五重塔である。 

この国宝でのイベント

御大典奉祝・三神合祭殿再建200年記念「羽黒山五重塔 特別拝観」

2019年は、令和の御大典と、出羽三山の三神合祭殿が再建されて200年ということで、2018年に引き続き国宝『羽黒山五重塔』の内部公開をしています。 五重塔や三重塔の内部公開というと、1F部分の扉が開かれ中をのぞき込めることが多いですが、こちらでは2Fも開扉され心棒など内部の構造が見えるようです。

期間:2019/4/27~2019/11/30
時間:8:30~16:30
料金:大人¥500、共通券¥700
公式サイト:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/143/

羽黒山五重塔ライトアップ

7月~10月の週末とお盆期間に、国宝『羽黒山五重塔』がライトアップされます。 初日には山伏の先導で参拝・御祈祷の後、コンサートも楽しめるようです。(初日受付は18:00)

期間:2019/7/13~2019/10/27の土日祝と8/13~16
時間(7・8月):18:00~21:00(受付は30分前まで)
時間(9・10月):17:30~20:30(受付は30分前まで)
料金:1名¥500以上(夜間参拝協力金)
公式パンフレットは コチラ

ライトアップイベント

「五重塔特別拝観・ライトアップ夜間参拝コラボ企画」
昼の半券を夜間受付で見せると、コラボ粗品が頂けます。(夜間参拝協力者に限る)

8/10(土)~8/18(日)
夜間参拝限定ご朱印が頂けます。

10/5(土)~10/27(日)の土日祝
レインボーロードで、神橋~五重塔までの参道が7色にライトアップされます。

10/12(土)~10/14(祝)
ピンクリボンキャンペーンで、五重塔をピンクにライトアップ。

寂光祝膳

五重塔内部公開期間のみ羽黒山斎館にて、開祖「蜂子皇子」をテーマに郷土料理のお膳が頂けるそうです。 3日前までの要予約で、8品¥3,240(お土産付き)

文化財指定データ

台帳・管理ID 102-199
指定番号   00217
指定名称   羽黒山五重塔
よみかた   はぐろさんごじゅうのとう
時代・年   室町前期 応安5(1372年)
構造及び形式 三間五重塔婆、こけら葺
所在地    山形県鶴岡市羽黒町大字手向
所有者    月山神社・出羽神社・湯殿山神社
国宝指定日  1966.06.11
解説     出羽三山神社の参道の傍にたっている。 室町時代初期の応安五年(一三七二)ごろに建てられたものである。 髙さ二九メートル余、周囲には緑をめぐらす。塔として正規の手法をとっており、細部手法には室町初期の特徴がよくみえる。当時の五重塔としては、貞和四年(一四四九)建築の明王院五重塔(広島県福山市)があるが、羽黒山五重塔はこれとならんで室町時代の五重塔を代表するものである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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