如庵[愛知]

国宝『如庵』

織田信長の弟である織田有楽斎(おだうらくさい)が、京都建仁寺の塔頭「正伝院」に作ったもので、三井家の所有を経て現在は名鉄が所有し、名鉄犬山ホテルの敷地内に移築され路地なども再現されている。 東京日本橋の三井記念美術館内に、如庵の内部の写しが再現されている。

京都山崎にある妙喜庵の「待庵」、京都大徳寺の塔頭龍光院の「密庵」と「如庵」で三名席と呼ばれており、3つとも国宝に指定されている。 名前の「如庵(じょあん)」は、有楽斎の洗礼名であった「Johan」または「Joan」から付けられたともいわれる。

この国宝を観るには

2019年3月から保存修理工事に入っており鑑賞不可

この国宝でのイベント

特別見学会(内部公開)※一時中止

※2019年3月~2021年秋頃まで保存修理工事で公開中止

月に一度「内部特別見学会」があり、事前申し込みにより、国宝茶室「如庵」の説明と内部(入室)見学が受けられる。参加費は2018年現在3,200円だが、茶室「弘庵」又は「旧正伝院書院」での抹茶の接待と入苑料が含まれる。更に、年に数回だが如庵の見学と「旧正伝院書院」の長谷川等伯や狩野山雪等の襖絵見学がセットになったコース5,400円もある。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】102-1240
【指定番号】00003
【種別】近世以前/住宅
【指定名称】如庵
【ふりがな】じょあん
【員数】1棟
【時代・年】元和4年頃(1618年頃)
【構造・形式】茶室二畳半台目、水屋の間三畳、廊下の間より成る、一重、入母屋造、こけら葺
【所在地】愛知県犬山市「名鉄犬山ホテル」
【国宝指定日】1951.06.09
【説明】織田信長の実弟、有楽の作。大坂夏の陣の後に隠居所とした京都建仁寺内に建てられ、近代に入って二度の移築を経て現在地に移築された。二畳半台目と呼ばれる平面を持ち、にじり口脇の意匠なども斬新な趣向を凝らしている。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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