三十三間堂(蓮華王院本堂)[京都]

三十三間堂(蓮華王院本堂)[京都]

国宝『三十三間堂』

正式には「蓮華王院」で、その本堂が「三十三間堂」と呼ばれている。 名前の由来は、千体を超える千手観音を安置するために本堂が横に長く、柱と柱の間が33もあることからついた通称。 蓮華王院の本坊は、徒歩5分ほどで智積院の北にある「妙法院」で管轄も妙法院が行う。

国宝『三十三間堂(蓮華王院本堂)』 中央に向拝が付き柱間が33ある

平安時代末期に30年にわたる院政を敷いた後白河法皇が、その御所内に造営したのが始まり。 約80年後に火災にあうが再建され、その建物が修復を経て現在まで残っている。 豊臣秀吉が三十三間堂の北隣に方広寺大仏を造営した時には、方広寺の境内に取り込まれ、その頃に作られた太閤塀が現在でも残っている。 

国宝『三十三間堂(蓮華王院本堂)』 創建80年後の火災で再建された和様の建築

三十三間堂は和様の様式で南北に長く建てられており、仏像群は東側を向いて安置されている。 南北120mにもなり、創建・再建当時は柱などは朱塗りで、内部も極彩色で彩られ現在でも部分的に色彩が残っている。 柱を二重の梁でつなぐなど、様々な耐震対策がされている。

国宝『三十三間堂(蓮華王院本堂)』

文化財指定データ

【台帳・管理ID】102-1747
【指定番号】00048
【種別】近世以前/寺院
【指定名称】蓮華王院本堂(三十三間堂)
【ふりがな】れんげおういんほんどう(さんじゅうさんげんどう)
【員数】1棟
【時代・年】文永3年(1112年)
【構造・形式】桁行三十五間、梁間五間、一重、切妻造、向拝七間、本瓦葺
【附指定】棟札1枚
【所在地】京都府京都市東山区東大路通渋谷下る妙法院前側町
【所有者】妙法院
【重文指定日】1897.12.28
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜

行事ピックアップ

1月中旬の日曜 通し矢(大的大会)・楊枝のお加持
3月3日 春桃会(無料公開、高壇の設置、桃のお守り授与)

拝観案内

住所:京都市東山区三十三間堂廻町657
時間:8:00~17:00(受付は30分前まで)11月中~3月は9:00~16:00
休日:年中無休
料金:大人¥600、高中生¥400、子供¥300

ご朱印

三十三間堂のご朱印

鑑賞ログ 2018.11.19

中尊の千手観音と28部衆・風神雷神は以前から国宝に指定されていましたが、左右に居並ぶ1,000体の千手観音も国宝に指定された記念で、いつもは各地の国立博物館に寄託されている何体かが里帰りし、久しぶりに1,031体が揃うということで訪問しました。

この期間は特別に「秋雲壇(しゅううんだん)」という台が中尊よりやや奥に設置され、風神雷神の目線で千手観音が観られるというもの。 下から見上げるのとで表情が違って見えたり、下からでは気付かなかった気になる仏様を発見出来たりと貴重な体験でした。

国宝データ 建造物カテゴリの最新記事