教王護国寺(東寺) 五重塔[京都]

教王護国寺(東寺) 五重塔[京都]

国宝『五重塔』

国家鎮守の寺院だった東寺を空海が託され、真言密教の中心となった。 国宝の『五重塔』には空海が唐から持ち帰った仏舎利が納められている。 何度か火災にあっており、現在の五重塔は1644年に徳川家光が寄進したもの。

塔の高さは約55メートルで、木像の塔としては日本で一番高い。 中心を突き抜ける心柱を大日如来に見立て、東西南北に如来を、その左右に菩薩を配置している。 柱には八大竜王が、壁には真言八祖像が描かれていて、講堂の立体曼陀羅のようになっている。

教王護国寺(東寺)五重塔

この国宝を観るには

外観は無料エリアで開門時間内なら近くで観ることができる。 春秋の特別公開や正月5日までは、塔の初層内部を見学することが出きる。

拝観情報

拝観時間:朝5時~夕5時
アクセス:近鉄「東寺」駅から徒歩10分、京都駅から徒歩15分
特別拝観:春秋の特別拝観は内部や夜間見学あり

文化財指定データ

台帳・管理ID:102-1834
指定番号:00086
指定:近世以前/寺院
指定名称:教王護国寺五重塔
ふりがな: きょうおうごこくじごじゅうのとう
員数:1基
国・時代:日本・江戸時代(寛永20年・1643年)
構造・形式:三間五重塔婆、本瓦葺
所有者:教王護国寺(東寺)
重文指定日:1897.12.28
国宝指定日:1952.11.22
説明:幕府によって再建された五重塔で、初重内部では心柱の四方に金剛界四仏を安置する。総高五四・八mは現存する木造塔として国内最高を誇り、かつ均整のとれた姿で、古都京都のシンボルである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜

鑑賞ログ 2019.1.5

京都の七福神巡りで来た東寺で、正月5日までは五重塔内部に入れるということで拝観。 中はそれほど広くないが、壁の内側や柱にもびっしりと画が描かれていて、外観の渋さからは想像できないような豪華絢爛さ。 

中心の心棒が大日如来ということで、四方に配されている如来4体は講堂の立体曼陀羅と同じ(阿閦如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来)
その左右には小ぶりな菩薩像が2体ずつ配されるが、阿弥陀如来の左右が文殊菩薩と観音菩薩となっていたりで、一般的な脇侍とは異なるよう。

※2018年現在では、初層の中に入ることはできず扉から中をのぞくだけになっている。

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