国宝-建築|長保寺 本堂[和歌山]

国宝データ-建築

長保寺のこと

和歌山県海南市 長保寺(ちょうほうじ)は、長保2年(1000年)に一条天皇の勅願によって創建され、寛仁元年(1017年)頃には伽藍が整備された。 江戸時代に入ると、徳川家康の10男で初代紀州徳川藩主になった「徳川頼宣(よりのぶ)」によって菩提寺に定められ、後に将軍になった吉宗と慶福(家茂)以外の藩主の墓所がある。 本堂のほかに『多宝塔』『大門』が国宝に指定されている。

国宝『本堂』

平安時代の創建時には、現在の寺域より西に位置したようだが、鎌倉末期頃に現在の位置に移り、長保寺に現在残る伽藍はそれ以降に建てられている。 本堂は最も古い延慶4年(1311年)の建立で、和様に当時日本に入って間もない禅宗様の様式を取り入れた「折衷様」となっている。 本尊の釈迦如来、脇侍の普賢菩薩・文殊菩薩を安置する「厨子」が、附として国宝に指定されている。

長保寺 国宝『本堂』
長保寺 国宝『本堂』

この国宝を観るには

開門時間内は拝観可能。正面の扉は開いているが、中に入ることはできない。

時間:9:00~16:00
料金:中学生以上¥300

海南市コミュニティバス「鰈川線」の「長保寺」バス停が、寺のすぐ前にあるが、バスは1日3本ほどで日祝は運休になる。(時間は2021年2月の時刻表)
下津駅発:7:21、11:41、14:41
加茂郷駅前発:8:39、13:04、17:05

文化財指定データ

【台帳・管理ID】102-2837
【指定番号】00129
【種別】近世以前/寺院
【指定名称】長保寺本堂
【ふりがな】ちょうほうじほんどう
【員数】1棟
【時代・年】延慶4年(1311年)
【構造・形式】桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺
【附指定】厨子1基
【所在地】和歌山県海南市下津町上
【国宝指定日】1953.03.31
【説明】本堂は延慶四年の建立で、柱及び組物など唐様の手法をとりながら細部に和様の手法を混用し、よく二つの様式を融和している。

出典:国指定文化財等データベース一部抜
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