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国宝-絵画|不動明王二童子像(青不動)[青蓮院/京都]

国宝DB-絵画

青蓮院のこと

京都の東山で、京の7口(都への出入り口)の1つ「粟田口」に近い「青蓮院(しょうれんいん)」は、三千院・妙法院とともに天台3門跡とされ、平安末期以来、宮家や高位の公家から門跡を迎えてきた。 御所が焼失した時に仮御所にもなったことから「粟田御所」とも呼ばれる。 

青蓮院

不動明王と二童子

密教で重視される不動明王は、大日如来の化身ともいわれ、恐ろしい姿で人々を教化するとされる。 姿はいくつかの種類があるが、片目か両目を見開き牙を出す憤怒形で、右手に剣を、左手には羂索を持ち、岩座の上で火焔に包まれる。

脇侍には、肌が赤く憤怒形で表されることの多い制吒迦童子(せいたかどうじ)と、白い肌に穏やかな表情をした矜羯羅童子(こんがらどうじ)とで、三尊の作例が多いが、二童子を含む八大童子が描かれるものもある。 

国宝『不動明王二童子像(青不動)』

平安時代に描かれた不動三尊の絵画で、不動明王が青黒い肌をしているので「青不動」と呼ばれる。 制作の背景などは不明だが、平安時代の中~後期に描かれたと考えられ、優美さの中に力強さが感じられる。 高野山の重要文化財「赤不動」、三井寺(園城寺)の国宝『黄不動』と共に「三不動」とされる。

この国宝を観るには

2014年に落慶した、青蓮院の飛び地境内で東山山頂近くにある「将軍塚青龍殿」の奥殿に安置されており、通常は観ることはできないが、複製が掛けられている。 青蓮院の本堂「熾盛光堂」の東面、本尊の裏側にあたる場所にも、複製がまつられている。 ごく少ないが、展覧会で公開されたこともある。

青蓮院 熾盛光堂

公開履歴

2014/10/8~12/23 将軍塚青龍殿落慶記念 ご開帳
2009/9/18~12/20 青蓮院 特別ご開帳

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-41
【指定番号】00039-00
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色不動明王二童子像
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくふどうみょうおうにどうじぞう
【員数】1幅
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所有者】青蓮院
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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