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国宝-絵画|普賢延命像[松尾寺/京都]

国宝DB-絵画

国宝『普賢延命像』

普賢延命像は、増益や延命のために修される修法「普賢延命法」の本尊で、普賢菩薩と同じく白象の鳥獣座に乗っている。 宗派によって姿が異なるが、松尾寺に伝わるものは、頭が3つの象に乗り、1面2臂で華やかな宝冠と衣をまとっている。

鳥羽天皇の皇后で、近衛天皇の生母「美福門院」藤原得子の念持仏だと伝わる。 平安末期らしい典雅な仏画で、色彩を豊富に使い華やかに仕上げられている。

この国宝を観るには

所有する舞鶴市の松尾寺では、春と秋に約2ヶ月ずつ宝物館が開館し、その内の約1ヶ月ずつは出展されることが多い。

2020年春は、京都国立博物館の「聖地をたずねて」に出展されるので、宝物館での展示はない。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-62
【指定番号】00058-00
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色普賢延命像
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくふげんえんめいぞう
【員数】1幅
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所有者】松尾寺
【国宝指定日】1952.11.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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