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国宝-彫刻|十二神将立像[広隆寺/京都]

国宝DB-彫刻

国宝『十二神将立像』伝長勢作

十二神将は、本尊の脇侍になることが多い日光月光菩薩と共に、薬師如来の眷属とされ、薬師如来や仏教を守護するため、武将姿で勇猛な姿で表される。 広隆寺の十二神将は像高120cm前後の立像で、平安中~後期らしく動きの少ない穏やかな姿をしている。

寺の記録によると、康平7年(1064年)に仏師長勢によって制作された十二神将像で、重要文化財に指定されている日光月光菩薩像と共に作られた。 長勢は定朝の一番弟子で、後に三条仏所を主宰し円派の始祖となった仏師だが、現存する真作とみられる仏像は広隆寺の日光月光と十二神将のみ。

この国宝を観るには

広隆寺の最奥、太秦映画村に隣接して建てられる「霊宝殿」で常設展示されている。

時間:9:00~17:00(冬期は~16:30)
料金:一般¥800、高校生¥500、小中生¥400

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-229
【指定番号】00067-00
【種別】彫刻
【指定名称】木造十二神将立像(伝長勢作)
【ふりがな】もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう
【員数】12躯
【時代・年】1064年
【寸法・重量】
【作者】伝長勢
【所有者】広隆寺
【国宝指定日】1953.03.31

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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