太刀 銘 真恒[久能山東照宮/静岡]

太刀 銘 真恒[久能山東照宮/静岡]

国宝『太刀 銘 真恒』

平安時代末期の備前国(現在の岡山県)で活躍した刀工集団「古備前派」は、古来より非常に珍重された。 古備前派の代表的な刀工「正恒」周辺には「恒」の字を使う人物が多く、真恒もその周辺の人物だとされる。

家康の没後に、その遺命によって久能山東照宮が創建されると、2代将軍の秀忠がこの太刀を奉納した。 銘は「眞恒」の字を切る。 刃長が90cm弱ある大振りの太刀で、重ねが厚く身幅も広い豪壮なもの。

この国宝を観るには

久能山東照宮には「久能山東照宮博物館」があり、所蔵する社宝や徳川記念財団の文化財を交替で公開しており、年に1度は公開される。

公開履歴

2020/5/16~5/30 久能山東照宮博物館 ※新型コロナで休館
2019/9/21~11/17 ふくやま美術館「国宝 久能山東照宮」
2019/5/1~5/31 久能山東照宮 博物館 

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-309
【指定番号】00023-00
【指定名称】太刀〈銘真恒/〉
【ふりがな】たち〈めいさねつね〉
【員数】1口
【時代・年】平安時代
【作者】真恒
【寸法・重量】刃長89.4cm、反り3.9cm、元幅3.5cm、先幅2.2cm、鋒長3.5cm
【品質・形状】鎬造り、庵棟、重ね厚く、身幅広く、鋒猪首、刃長さ三尺におよび、腰反り高く踏張り強い。
【附指定】糸巻太刀拵
【国宝指定日】1951.06.09
【所有者】久能山東照宮
【説明】真恒は古備前はの刀匠と伝えるが、このような勇大豪壮な太刀は、名物大包平、重要文化財の利恒と共に、平安時代後期における一形態を代表するものである。元和三年の遷宮時に将軍秀忠が当社に寄進したもの。金梨地桐紋蒔絵の鞘に赤銅魚々子地金色絵桐紋散らし総金具の糸巻太刀拵が付属する。

出典:国指定文化財等データベース一部抜

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