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短刀 無銘正宗(名物 日向正宗)[三井記念美術館/東京]

国宝DB-刀剣

国宝『短刀 無銘正宗(名物 日向正宗)』

相模国(現在の神奈川県)の刀工「正宗」による短刀で、正宗の他の大半の刀剣と同様、無銘である。 反りは無く、刃文はのたれに互の目が交じる、正宗らしいもの。 短刀には珍しく「護摩箸」と呼ばれる樋が2本彫られるが、これは後世に本阿弥光徳が加えたものだという。

石田三成から妹婿で大垣城主の福原長堯(直高)に贈られ、大垣城攻めを行った日向守水野勝成の手に渡る。 後に紀州徳川家に入り、戦後の売り立てで三井家の所有となった。 所有者から「日向正宗」や「大垣正宗」と号される。

三井記念美術館「日向正宗と武将の美」チケット

この国宝を観るには

所蔵する三井記念美術館で、数年に1回は公開される。

公開履歴

2020/11/21~2021/1/27 三井記念美術館「日向正宗と武将の美

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-356
【指定番号】00068-00
【指定名称】短刀〈無銘正宗(名物日向正宗)/〉
【ふりがな】たんとう〈むめいまさむね(めいぶつひゅうがまさむね)〉
【員数】1口
【時代・年】鎌倉時代
【作者】正宗
【寸法・重量】身長24.7cm、反りなし、元幅2.2cm、茎長9.4cm
【品質・形状】平造、三つ棟、反りなし。鍛小板目肌よくつみ、地鉄冴え、地沸厚く、地景頻りに入り、湯走り、飛焼あり。
【伝来・他】石田三成-大垣城主福原右馬介直高へ与えるが、関ヶ原合戦にて水野日向守勝成が捕った。 後、紀州徳川家伝来
【所在地】三井記念美術館
【国宝指定日】1952.11.22
【説明】包丁正宗と共に、正宗作域の中庸的なものを示し、相州ものの特色と美点を発揮する。星野本名物帳によると、護摩箸は本阿弥光徳の好みで彫り加えられたという。享保名物中に日向正宗とあるのが本短刀で、水野日向守所持からその号がある。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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