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国宝-工芸|宝相華蒔絵宝珠箱[仁和寺/京都]

国宝DB-工芸

国宝『宝相華蒔絵宝珠箱』

宝珠は、仏教で願いが意のままに叶うとする玉で、如意宝珠とも呼ばれ、虚空蔵菩薩や吉祥天が手に持ったり、方形造りの屋根や塔の上部にも置かれる。 仏舎利と同じように、塔や専用の入れ物に収められて信仰の対象となった。

この宝珠箱は、宝珠を収めるための蒔絵箱で、縦横20cm×高さ15cmほどの両掌に乗るほどの大きさに、架空の唐草花模様「宝相華」や鳥が描き出されている。 四天王を描いた板絵が附として指定され、宝珠を入れた周囲に守護として立てられたと考えられている。

この国宝を観るには

京都国立博物館に寄託されており、特別展や名品ギャラリー(通常展)で数年に1度は公開されている。

公開履歴

2021/7/24~8/22 京都国立博物館「京の国宝
2019/8/14~9/16 京都国立博物館「京博寄託の名宝」
2017/10/3~10/29 京都国立博物館「国宝展」
2016/2/2~3/13 京都国立博物館 名品ギャラリー

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-444
【指定番号】00150-00
【種別】工芸品
【指定名称】宝相華蒔絵宝珠箱
【ふりがな】ほうそうげまきえほうじゅばこ
【員数】1合
【国】日本
【時代・年】平安時代
【寸法・重量】縦横20.6cm、高15.4cm
【品質・形状】方形入角深覆蓋造。そく(土塞)地と思われる素地。蓋と身の口縁に紐を廻らし、銀沃懸地を施す。
【附指定】木製彩絵四天王像
【所有者】仁和寺
【国宝指定日】1954.03.20
【説明】内に如意宝珠を納めた箱で、宝珠を護る板絵の四天王像が共に伝わる。寛平天皇所持の寺伝があるが。奈良時代に流行した文様構成やそく(土塞)の技法を踏襲しているなど、寺伝にいう平安前期を首肯しうる数少ない蒔絵の優品の一つである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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