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国宝-工芸|花鳥彩絵油色箱[東大寺/奈良]

国宝DB-工芸

国宝『花鳥彩絵油色箱』

縦60cm・横71cm・高さ24cmの木製の箱で、表面には鳳凰や鸚鵡と宝相華文様が描かれている。 彩色した上から全面に乾性油を塗り、光沢を出して保護も兼ねる「油色」という技法が用いられている。 油色は唐時代の中国や中央アジアで流行した技法で、近いものに絵の具に油を混ぜて描く「密陀絵」が正倉院宝物にみられる。 

この国宝を観るには

国立博物館に寄託されており、あまり公開の機会は多くないが、3~5年に1度は公開されている。

公開履歴

2020/12/8~1/11 奈良国立博物館「珠玉の仏教美術」
2017/5/25~6/20 京都国立博物館「国宝展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-523
【指定番号】00227-00
【種別】工芸品
【指定名称】花鳥彩絵油色箱
【ふりがな】かちょうさいえゆしょくばこ
【員数】1合
【国】日本
【時代・年】奈良時代
【所有者】東大寺
【国宝指定日】1959.06.27

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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