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黄帝内経明堂・黄帝内経太素[仁和寺/京都]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『黄帝内経明堂』『黄帝内経太素』

黄帝内経は、中国の戦国~前漢時代頃に成立したと考えられる現存最古の医学書で、古代中国の伝説上の帝王の1人「黄帝」と臣下との問答形式になっている。 原本は古くに散逸するが、唐時代以降に断簡が編纂され、いくつかの注釈書が作られた。

仁和寺に伝わる黄帝内経明堂と黄帝内経太素は、いずれも黄帝内経の注釈書で、明堂は永仁4年(1296年)と永徳3年(1383年)の書写、太素は仁安2~3年(1167~1168年)に日本で書写されたもの。

この国宝を観るには

仁和寺の霊宝館は、春・夏・秋に特別展が開かれ、数点の国宝が交代で展示される。 

公開履歴

2018/1/16~3/11 東京国立博物館「仁和寺と御室派のみほとけ」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-668
【指定番号】00139-01
【指定名称】黄帝内経明堂巻第一
【ふりがな】こうていないけいみょうどうまきだいいち
【員数】2巻
【ト書】一巻永仁四年 一巻永徳三年書写

【台帳・管理ID】201-669
【指定番号】00139-02
【指定名称】黄帝内経太素
【ふりがな】こうていないけいたいそ
【員数】24巻
【ト書】仁安二年 同三年書写

【種別】書跡・典籍
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所有者】仁和寺
【国宝指定日】1952.11.22

※このページの写真は、国立歴史民俗博物館の複製品の写真です
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