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国宝-書跡典籍|篆隷万象名義[高山寺/京都]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『篆隷万象名義』

篆隷万象名義(てんれいばんしょうみょうぎ)は、平安時代に日本で編纂された字書で、高山寺に伝わる永久2年(1114年)の写本が現存最古となる。 6世紀前半の梁時代の中国で編纂された字書「玉篇」から抜き書きしており、6帖の内前半の1~4帖は弘法大師空海による編纂、5・6帖は別人によるとされる。 1つの漢字を、象形文字に近く曲線の多い篆書と、直線を多用し現代の文字に近い隷書で並べて書いている。

この国宝を観るには

高山寺の国宝の中では公開が少ないので、観られる機会を逃さないようにしたい。

公開履歴

2024/7/9~9/1 北海道立近代美術館「京都 高山寺展
2014/10/7~11/24 京都国立博物館「修理完成記念 国宝 鳥獣戯画と高山寺」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-672
【指定番号】00144-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】篆隷万象名義
【ふりがな】てんれいばんしょうみょうぎ
【員数】6冊
【時代・年】1114年
【ト書】永久二年六月書写奥書
【所有者】高山寺
【国宝指定日】1952.11.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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