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国宝-書跡典籍|史記[石山寺/滋賀]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『史記巻第九十六、九十七残巻』

史記(しき)は、紀元前100年頃の中国の歴史家「司馬遷」によって編纂された中国の歴史書で、全130巻に2000年以上の歴史が書かれている。 本紀(王や皇帝の記録)・表(年表)・書(制度)・世家(諸侯の記録)・列伝(その他の人物のエピソード)から構成される。 

この史記は奈良時代に書写されたとされる史記の最古級の写本で、列伝に含まれる第96巻の後半部分に、一部を欠く第97巻が続いている。 紙背には、平安時代後期に書写されたと考えられる「金剛界次第」が書かれている。

この国宝を観るには

石山寺の書跡・典籍類は公開されることが非常に少ないので、機会があればぜひ観ておくとよい。

公開履歴

2024/10/12~10/20 大津市歴史博物館「石山寺」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-757
【指定番号】00246-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】史記巻第九十六、九十七残巻
【ふりがな】しきまきだいきゅうじゅうろくきゅうじゅうななざんかん
【員数】1巻
【時代・年】奈良時代
【所有者】石山寺
【国宝指定日】1962.06.21

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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