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情報|半蔵門ミュージアム「大和路の仏にであう─奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真─」2020/6/24~9/27[東京]

国宝じゃないけど

半蔵門ミュージアムのこと

宗教法人の真如苑が運営するミュージアムで、2008年にNY・クリスティーズのオークションに出された、運慶作の大日如来像が常設展示されています。 常設展では他に、ガンダーラ仏や日本の仏像・仏画などが公開され、年に何度かの企画展示も開かれます。

こちらのミュージアム、なんと入場無料です。 しかも地下鉄の半蔵門駅から直結というアクセスの良さ。 東京で運慶の仏像が無料で観られる貴重なスポットです。 月・火が休館で、祝日でも休みになるようなので、ご注意下さい。 

※2020年は、新型コロナウィルス感染防止対策で、事前予約制になっているようなのでご注意ください。

大和路の仏にであう─奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真─

写真家の永野太造(1922~1990年)は、奈良国立博物館に近くにある茶店で出版も手掛けていた「永野鹿鳴荘」を伯父から引き継ぎました。 独学で写真を習得すると、奈良文化財研究所に同行して戦後の奈良の社寺の写真を撮りました。 その当時の貴重な7千点ものガラス乾板は、奈良の帝塚山大学に寄贈され、アーカイブ化が進んでいるようです。

半蔵門ミュージアム「大和路の仏にであう─奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真─」チラシ

奈良県は国宝彫刻の宝庫で、国宝に指定された彫刻の半数が奈良県にあります。 この企画展示では、大和路の仏というテーマで仏像の写真がたくさん観られそうです。 リストが公開されていないのですが、チラシやWEBサイトを見ると、聖林寺の十一面観音や室生寺の十一面観音、円成寺の大日如来や興福寺北円堂の無著像など、超有名仏の素敵な写真が出ています。 私たちが拝観に行っても、絶対にその角度では見られないという、絶妙な角度のものもあるので、実物を観るのとは別の楽しみ方ができそうです。

半蔵門ミュージアム「大和路の仏にであう─奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真─」チラシ

展覧会 概要

期間:2020/6/24~9/27
時間:10:30~15:30最終入館
休日:月・火曜日(祝日でも休館)
料金:無料
※2020年9月時点は、30分単位での事前予約制(前日23時まで予約可能)

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