紅白芙蓉図[東京国立博物館]

紅白芙蓉図[東京国立博物館]

国宝『紅白芙蓉図』

中国南宋時代の宮廷画家「李迪(りてき)」は、12世紀頃に活躍した人物で、花鳥画を得意とした。 紅白1枚ずつで対になるこの画は、朝は白く咲き徐々に赤く色づく「酔芙蓉」の様子を写したものだとものだといわれる。 画には落款があり、慶元3年(日本の建久8年、1197年)の作品だとわかる。

日本へ伝わった経緯は不明だが、足利将軍家のコレクション「東山御物」であったもので、日本で軸装にされたと考えられる。 土佐藩出身の政治家「福岡孝弟」の所蔵だった時期もある。

国宝 紅白芙蓉図

この国宝を観るには

東京国立博物館の東洋館で、毎年秋頃に開催される企画展示「中国書画の精華展」に出展される場合が多い。 展覧会への貸し出しもまれにある。

公開履歴

2020/9/24~10/18 東京国立博物館 東洋館
2019/10/29~11/24 東京国立博物館 東洋館
2018/8/28~9/24 東京国立博物館 東洋館
2017/10/3~10/15 京都国立博物館「開館120周年記念 国宝」
2016/12/20~2017/1/9 東京国立博物館 本館
2017/5/23~6/4 東京国立博物館「茶の湯」
2014/11/11~12/7 東京国立博物館「日本国宝展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-139
【指定名称】絹本著色紅白芙蓉図
【ふりがな】 けんぽんちゃくしょくこうはくふようず
【国・時代】中国・南宋時代・慶元3年(1197年)
【作者】李迪(りてき)
【詳細】2幅、「慶元丁巳歳李迪画」の款がある
【所在地】東京国立博物館
【国宝指定日】1957年2月19日

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

鑑賞ログ

2018年8月

東京国立博物館東洋館「中国書画の精華展」
色紙くらいのサイズの芙蓉の画が、2幅の掛け軸に仕立てられている一枚は白い芙蓉、もう一枚はほんのり赤く色づいていて、酔芙蓉の色が変わるところらしい

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