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漢書 楊雄伝[京都国立博物館]

国宝データ-書跡・典籍

漢書とは

中国の歴史書で、前漢(紀元前202年~紀元8年)について書かれ、皇帝の伝記「本紀」、人物や位階の「表」、事物について書かれた「志」、様々な人物が描かれた「列伝」からなる「紀伝体」の形式で構成される。 班彪が史記の続編書き、息子の班固がそれ以前の史記と重なる部分を書いたが、完成を見ずに亡くなったため、妹の班昭と馬続が完成させたと伝わる。

国宝『漢書 楊雄伝』第五十七

唐時代の中国で書写された現存最古の漢書の写本で、唐時代のものはこれ以外には発見されていない。 漢書の列伝第57巻は、前漢末頃に活躍し、皇帝にも仕えた文人で思想家の「揚雄(ようゆう)」の伝記。 書写されたのは7世紀頃と考えられ、天暦2年(948年)に日本で漢文を読むための「訓点」を加えたと奥書があるため、平安中期までには日本に伝わっていたことが分かる。 2015年に、京都国立博物館が3億1千万円で購入している。

この国宝を観るには

2015年の購入以降、京都国立博物館で定期的に展示されている。 今後も数年に1度程度は観られるのではないかと思われる。

公開履歴

2021/2/2~3/7 京都国立博物館「新聞人のまなざし
2018/6/12~7/16 京都国立博物館「新収蔵品展」
2017/10/31~11/12 京都国立博物館「国宝展」

国宝に指定された漢書

漢書 高帝紀下・列伝4[石山寺/滋賀]
漢書 食貨志[宝生院/愛知]
宋版漢書(慶元刊本)[国立歴史民俗博物館/千葉]

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-591
【指定番号】00048-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】漢書楊雄伝第五十七
【ふりがな】かんじょようゆうでんだいごじゅうなな
【員数】1巻
【国】中国
【時代・年】唐時代
【ト書】天暦二年五月廿一日点了奥書
【所在地】京都国立博物館
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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