国宝-書跡典籍|玉篇 巻第廿七後半[石山寺/滋賀]

国宝データ-書跡・典籍

玉篇とは

「玉篇」は、中国の6世紀前半に成立した梁王朝の「顧野王(こやおう)」が編集した字書で、9,353字が掲載される。 中国ではすでに失われ、日本にのみ伝わっており、4件が国宝に指定されている。 後漢時代の1世紀頃に成立した『説文解字』にならい部首別に540に分類され、字を大きく書き、続いて小さい字で発音や意味などが解説される。

国宝『玉篇』巻第廿七後半

全30巻で構成される玉篇だが、1巻が完全に残っているのは2巻しかなく、22巻は完本で伊勢神宮に伝わり、27巻は前半が高山寺に、後半が石山寺に伝わる。 この27巻後半には、部首が糸や索の漢字が載っている部分で、糸部は高山寺から続くもの。 紙背には、延長6年(925年)に書かれた「護摩科文六種」があるため、この時点には日本にもたらされ、まだ断簡されない1巻であったと考えられる。

この国宝を観るには

公開された履歴が見あたらず、公開されないか、公開されてもごく珍しいものと思われる。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-617
【指定番号】00076-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】玉篇巻第廿七〈後半/〉
【ふりがな】ぎょくへんまきだいにじゅうなな
【員数】1巻
【国】中国
【時代・年】唐時代
【ト書】紙背如意輪陀羅尼経
【所有者】石山寺
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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