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国宝-書跡|大燈国師墨蹟(関山字号)[妙心寺/京都]

国宝DB-書跡・典籍

妙心寺のこと

禅宗「臨済宗」の一派「妙心寺派」の本山で、京都御所から西に4kmほどに位置し、正法山妙心寺という。 延元2年(=建武4年、1337年)に、花園上皇が離宮を寺に改め、関山慧玄を開山に迎えた。 応仁の乱で伽藍を焼失するが、有力者の帰依が厚く臨済宗では一番の勢力となり、現在も40を超える塔頭がある。

国宝『大燈国師墨蹟(関山字号)』

大徳寺の開山「大燈国師(宗峰妙超)」による墨蹟で、妙心寺の開山に推薦した弟子の「関山慧玄(かんざんえげん)」に与えたもの。 関山は、僧の称号にあたる道号(字号)で、大燈国師が道号を与えた時に、仏教の漢詩「偈頌(げじゅ)」と共に書き与えている。

「京の国宝」展チラシより

この国宝を観るには

京都国立博物館に寄託されており、特別展や常設展で公開されることがある。

公開履歴

2023/1/2~1/29 京都国立博物館 名品ギャラリー
2021/7/24~8/22 京都国立博物館「京の国宝
2019/8/14~9/16 京都国立博物館「京博寄託の名宝
2016/5/3~5/22 京都国立博物館「禅」
2015/7/29~9/6 京都国立博物館「仏法東漸」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-633
【指定番号】00097-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】大燈国師墨蹟〈関山字号/(嘉暦己巳仲春)〉
【ふりがな】だいとうこくしぼくせき
【員数】1幅
【時代・年】嘉暦己巳(1329年)
【所有者】妙心寺
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜

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