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国宝-書跡典籍|藤原佐理筆詩懐紙[香川県立ミュージアム]

国宝DB-書跡・典籍

藤原佐理のこと

藤原佐理(ふじわらのすけまさ)は、平安中期の公家で能書家として評価が高く、小野道風・藤原行成とで「三跡」とされる。 有職読みで「さり」と読まれることもあり、その筆跡は「佐蹟」と呼ばれる。 天皇が即位の時に執り行う儀式「大嘗会」で使用する、悠紀・主基屏風の色紙形を、3代の御代で書いている。 この詩懐紙の他、畠山記念館所蔵の所蔵『離洛帖』が国宝に指定されている。

国宝『藤原佐理筆詩懐紙』

懐紙(かいし)は、平安時代の貴族が懐に入れて持ち歩いた紙で、歌会では詩や和歌を書いたり、日常では和歌のやり取りやメモのようにも使われた。 この詩懐紙は、安和2年(969年)の歌会で当時26歳の佐理が、春について詠んだ漢詩を書いたもので、詩懐紙としては現存最古である。 

この詩懐紙は水戸徳川家が所有していたが、水戸黄門としても知られる2代藩主の光圀が、兄がいるのに自分が家を継いだことを気にし、高松藩の初代藩主となった兄の松平頼重に贈ったもの。 以降、高松松平家に伝来し、現在は香川県の所有となり、香川県立ミュージアムに収蔵されている。

この国宝を観るには

香川県立ミュージアムで、毎年のように公開されるが、期間は2週間弱と短い。 機会は少ないが、他館での展覧会へ貸し出されることもある。

公開履歴

2022/4/26~5/8 香川県立ミュージアム
2020/6/30~7/12 香川県立ミュージアム 

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-661
【指定番号】00128-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】藤原佐理筆詩懐紙
【ふりがな】ふじわらのすけまさひつしかいし
【員数】1幅
【時代・年】平安時代
【品質・形状】紙本墨書 掛幅装
【伝来・他】本文七行 暮春同賦隔水花先合應教一首
【所在地】香川県立ミュージアム
【国宝指定日】1952.11.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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