真草千字文(智永筆)[個人蔵]

真草千字文(智永筆)[個人蔵]

国宝『真草千字文』

「千字文」は、中国の南北朝時代に梁の武帝が「周興嗣」に命じて作らせた書の手本で、1,000の漢字が1つも重複することなく使われた漢詩。 日本のいろは歌のようなもので、楷書・行書・草書を並べて書いた「三体千字文」は、現代でも日本や中国で書の手本に用いられる。

真草の真は楷書、草は草書で、千字文を1行ずつ楷書と草書で書いたもの。 日本には早くに伝来しており、東大寺献物帳には中国で書聖と呼ばれる「王義之」の書として記録されているが、王義之の子孫で随時代に活躍した書家「智永」によるもの。 王義之流の筆跡で書かれ、現存する智永の書はこの千字文のみとなっている。

この国宝を観るには

個人の所有だが、比較的公開される機会が多い。

公開履歴

2021/2/4~2/28 京都国立博物館「日本書紀」
2019/2/13~2/24 東京国立博物館「顔真卿
2018/3/13~4/8 九州国立博物館「王羲之と日本の書」
2017/10/31~11/5 京都国立博物館「国宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-699
【指定番号】00180-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】真草千字文
【ふりがな】しんそうせんじもん
【員数】1帖
【国】中国
【時代・年】唐時代
【所有者】個人
【国宝指定日】1953.11.14

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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