国宝-古文書|伝教大師将来目録[延暦寺]

国宝データ-古文書

国宝『伝教大師将来目録』

延暦23年(804年)に、藤原葛野麻呂を大使とする遣唐使の一員として入唐した最澄は、予定通り翌年帰国の途に就く。 この目録は、帰国にあたって日本に持ち帰る経典や法具などをリストにしたもので、唐の元号「貞元」21年(805年)5月13日の日付がある。 他の入唐僧による目録は「請来」の字を使うものが多いが、この目録は「将来」の字が使われている。

伝教大師最澄による直筆部分のほかに、明州(現在の浙江省)の地方官である刺使だった「鄭審則」という人物が、この目録に証明を書いている。 遣唐大使だった藤原葛野麻呂や、最澄の弟子で通訳として同行した義真も署名をしている。 国宝の指定は日本の作品とされているが、唐で書いて日本に持ち帰ったもの。

この国宝を観るには

公開されることが少ない方だが、展覧会への出展や延暦寺国宝殿で公開されることもある。

公開履歴

2021/4/24~5/21 延暦寺 国宝殿
2019/7/20~9/1 延暦寺 国宝殿 
2017/10/17~10/29 京都国立博物館「国宝展」
2010/4/3~5/9 奈良国立博物館「大遣唐使展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-796
【指定番号】00022-00
【種別】古文書
【指定名称】伝教大師将来目録〈貞元二十一年五月十三日/明州剌史鄭審則跋〉
【ふりがな】でんきょうだいししょうらいもくろく
【員数】1巻
【国】日本
【時代・年】805年
【所有者】延暦寺
【重文指定日】国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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