崇福寺塔心礎納置品[近江神宮/滋賀]

崇福寺塔心礎納置品[近江神宮/滋賀]

国宝『崇福寺塔心礎納置品』

崇福寺(廃寺)三重塔跡の心礎にあけられた舎利孔から、昭和初期に発見された納置品で、内容は舎利の入った舎利容器類と宝物類。 水晶製の舎利3粒は、高さ3cmほどの瑠璃の容器に入れられ、金製の箱→銀製の箱→金銅製の箱、の順に入れ子になっていた。 奈良時代の埋納の様子がよくわかる資料で、一括で国宝に指定されている。

斎宮歴史博物館「大来皇女と壬申の乱」チラシより

崇福寺のこと

天智天皇が、667年に都を飛鳥から近江の「大津宮(大津京)」に遷すと、翌668年に都の鎮護のために崇福寺が建立される。 大津宮の北西に大伽藍を構えるが、やがて三井寺の管理下に入り、室町頃には廃寺になる。

国宝指定の内容

舎利 3粒
舎利容器 1具
 イ、金蓋碧瑠璃壺 1口
 ロ、金製内箱 1口
 ハ、銀製中箱 1口
 ニ、金銅外箱 1口
瑠璃玉 一括
硬玉丸玉 3顆
金銅背鉄鏡 1面
無文銀銭 11面
水晶粒 2顆
銅鈴(残闕共)2口
金箔木片其他伴出物 一切

この国宝を観るには

京都国立博物館に委託されており、同館で公開されたり他館に貸し出される場合がある。

公開履歴

2019/10/5~11/10 斎宮歴史博物館「大来皇女と壬申の乱

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-836
【指定番号】00005-00
【種別】考古資料
【指定名称】崇福寺塔心礎納置品
【ふりがな】すうふくじとうしんそのうちひん
【時代・年】奈良時代
【所在地】京都国立博物館
【所有者】近江神宮
【国宝指定日】1952.11.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

国宝データ 考古・歴史資料カテゴリの最新記事