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延喜式 12・14・16巻[金剛寺/大阪]

国宝データ-書跡・典籍

延喜式とは

「律令」とは古い時代の東アジアの法律で、日本では701年に制定された「大宝律令」などが有名。「式」は律令を施行する為の細かいルールを定めたもので、この『延喜式』は元号が「延喜」の頃に醍醐天皇(延喜の帝)の命により編纂が始められたので、この名で呼ばれている。 律令の補助として「格」も定められ、式とあわせて「格式」といわれる。

905年に始められた延喜式の編纂は、藤原時平などが中心となって行われ、22年後の927年に完成する。 弘仁格式・貞観格式とこの延喜格式の3つで「三大格式」と呼ばれるが、延喜式より更に古い時代の弘仁は一部のみ、弘仁よりやや新しい貞観は現存しておらず、延喜式も原本は現存しない。

参考:国宝『延喜式』(九條家本)[東京国立博物館]

国宝『延喜式』

大阪府河内長野市の「金剛寺」には、平安末期の大治2年(1127年)に書写された、現存最古の延喜式の写本が残る。 4巻のうち9巻は『延喜式神名帳』として別に国宝に指定され、残り12・14・16巻が3巻で1件の国宝に指定されている。

全50巻からなる延喜式の内、11~40巻は太政官(国の最高政治機関)・八省(8つの役所)についてで、12・14・16の3巻は「中務省」に関することが書かれていた。

この国宝を観るには

金剛寺での特別公開には出展されないので、博物館などでの展覧会にまれに出展される機会しかない。

公開履歴

2018/1/30~3/11 東京国立博物館「仁和寺と御室派のみほとけ」
2015/3/4~3/29 京都国立博物館「天野山金剛寺の名宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-7429
【指定番号】00147-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】延喜式〈巻第十二残巻、第十四/第十六〉
【ふりがな】えんぎしき
【員数】3巻
【ト書】巻第十四、大治二年七月十二日移点朱奥書
【時代・年】平安時代
【所有者】天野山金剛寺
【国宝指定日】1952.02.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜
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