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日本書記 巻第十残巻[奈良国立博物館]

国宝データ-書跡・典籍

国宝『日本書記巻』第十残巻

日本最古の歴史書「日本書紀」の現存最古の写本で、第10巻は応神天皇について書かれている。 巻頭と巻尾が断簡で流出しているが大半は残り、応神天皇2年~41年までの事績で、百済からの王仁氏の来朝などがみられる。 以前の所有者の名前から「田中本」と通称される写本。

奈良時代末期~平安時代初期に書かれたと考えられ、奈良時代の古写経のように端正な文字で写されている。 紙背には、平安後期に書写されたと思われる空海の詩文集「性霊集」があり、これも性霊集では現存最古の写本である。

この国宝を観るには

奈良国立博物館に所蔵されるが、あまり頻繁には公開されない。

公開履歴

2016/12/10~2017/1/9 奈良国立博物館「珠玉の仏教美術」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-564
【指定番号】00010-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】日本書記巻第十残巻
【ふりがな】にほんしょきまきだいじゅうざんかん
【員数】1巻
【時代・年】平安時代
【ト書】紙背、性霊集
【所在地】奈良国立博物館
【国宝指定日】1951.06.09
【説明】本巻は,『日本書紀』の現存最古写本として知られているもので,平安時代前期の貞観年間(八五九~八七七)頃に書写されたとみられる。本文は第十巻「応神天皇紀」で,首尾を欠くが,奈良時代の書風の流れをくむ謹厳な楷書で書かれている。紙背にみえる空海の詩文集『遍照発揮性霊集』も最古写本に属し,その古訓点を伝えて重要である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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