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国宝-考古|笹山遺跡出土深鉢形土器(火焔形土器)[十日町市博物館]

国宝DB-考古・歴史資料

笹山遺跡のこと

新潟県十日町市、信濃川から東に1.5kmほどの山の麓に位置し、縄文時代と鎌倉~戦国時代にかけての、2つの時代の遺跡が発見されている。公共施設の建設で発見され、昭和55年(1980年)~昭和61年(1986年)に大規模な発掘調査が行われた。 広大な遺跡からは百軒を超える住居跡が発掘され、国宝に指定された土器類のほか、石器や土偶、装飾品など多彩な品が見つかっている。

国宝『笹山遺跡出土深鉢形土器(火焔型土器・王冠型土器)』

笹山遺跡から発見された、縄文時代中期頃(紀元前3000年前後)の土器類で、火焔型土器14点や、王冠型土器3点など、合計57点が一括で国宝に指定されている。 同時に発見された、土偶や耳飾りなどの土製品72点、石斧などの石製品791点、ベンガラの塊8点が、附として国宝に指定されている。

火焔型土器は、深くてやや入口の広がった円筒形の土器で、表面には縄のような線状の模様が付けられ、口部ではそれが炎のようなうねりを見せることから「火焔型」と呼ばれる。 王冠型土器は、火焔型よりも口部が穏やかで、中世ヨーロッパの王冠のようにも見える。 これらは、信濃川付近を中心に東日本で発見されることが多く、煮炊きに使われていたようだが、形状から祭祀に使用されたとする説もある。

十日町市博物館チラシより

この国宝を観るには

十日町市博物館に収蔵されており、国宝展示室でいつも何点かは観ることができる。 2020年6月には新しい建物でリニューアルオープンし、記念の展覧会では前後期あわせると全ての国宝土器を観ることができる。

十日町市博物館での特別展

2020/9/26~11/8 十日町市博物館「縄文の遺産―雪降る縄文と星降る縄文の競演
2020/6/1~8/23 十日町市博物館「国宝・笹山遺跡出土深鉢形土器のすべて」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-10315
【指定番号】00039-00
【種別】考古資料
【指定名称】新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器
【ふりがな】にいがたけんささやまいせきしゅつどふかばちがたどき
【員数】57点
【国】日本
【時代・年】縄文時代
【附指定】土器・土製品類72点、石器・石製品類791点、ベンガラ塊8点
【所在地】十日町市博物館
【国宝指定日】1999.06.07
【説明】本件は二〇箇体まとまって出土した火焔形土器を中心とする深鉢形土器五十七点。また同時期の土器・土製品・石器・石製品などを附指定するものである。附指定の内訳は土器・土製品類七十二点、石器・石製品類七百九十一点およびベンガラ塊八点である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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