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類聚国史[前田育徳会/東京]

国宝DB-書跡・典籍

類聚国史とは

類聚国史(るいじゅうこくし)は平安時代前期に菅原道真によって、六国史と呼ばれる「日本書紀」「続日本紀」「日本後紀」「続日本後紀」「日本文徳天皇実録」「日本三代実録」の歴史書を、分類別に分けて編纂したもの。 

加賀藩前田家の5代藩主である綱紀が蒐集したもので、前田家は菅原道真の末裔としており、古典籍の蒐集を多く行った。 平安時代末頃に書写された4巻は、類聚国史では現存最古の品で、巻第165「祥瑞」、巻第171「災異」、巻第177・巻第179「仏道」についてまとめられている。

この国宝を観るには

前田家の伝来品を管理する「前田育徳会」の所蔵で、東京には公開施設がなく石川県立美術館で公開されるが、数年に1度ほどと公開はそれほど多くない。

公開履歴

2020/11/19~12/20 石川県立美術館「加賀藩の美術工芸2」
2014/7/31~8/31 石川県立美術館 尊經閣文庫分館

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-693
【指定番号】00173-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】類聚国史〈巻第百六十五、第百七十一/第百七十七、第百七十九〉
【ふりがな】るいじゅうこくし
【員数】4巻
【時代・年】平安時代
【所有者】前田育徳会
【国宝指定日】1953.11.14

出典:国指定文化財等データベース一部抜
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