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情報|茨城県立歴史館「鋼と色金-茨城の刀剣と刀装-」2021/2/20~4/11

情報-博物館・美術館

茨城県立歴史館

茨城県立博物館は、日本3名園の1つ「偕楽園」に近い博物館で、縄文時代から現代までの茨城県の歴史や暮らしが展示されています。 広い園内には、明治14年に建てられた西洋風建築の「旧水海道小学校本館」、江戸時代に建てられた茅葺き屋根の農家建築「旧茂木家住宅」など、古い建物が移築されており、中に入ることができる建物もあるようです。 偕楽園の梅見にあわせて、これから気候のいい時期に良さそうなスポットです。

鋼と色金-茨城の刀剣と刀装-

春の特別展「鹿島神宮の宝」に続いて、2020年度2つ目の特別展は「鋼と色金」です。 鋼(はがね)は炭素を含んだ鉄で、現代では「鋼鉄」とも呼ばれ、古くから硬いものの代名詞に使われています。 色金(いろがね)は様々な色の合金で、刀装具(刀に取り付けるパーツ)や工芸品で複数の色合いで図像や模様などを表現するのに使われます。 この展覧会では、茨城県での作刀や金工の歴史や、茨城県にゆかりのある刀剣類が集められるようです。

茨城県立歴史館「鋼と色金-茨城の刀剣と刀装-」チラシ表

この展覧会で観られる国宝

直刀・黒漆平文大刀拵[鹿島神宮/茨城]

神武天皇の東征で、神剣の神威によって窮地を救われて、即位後に創建したのが鹿島神宮だと伝わります。 その時の剣は石上神宮に埋納され、その代わりに奉納されたのが、2.3mを超えるこの直刀だと考えられています。 今回の展覧会チラシの裏面中央に、細長く写っているのがこの直刀です。

茨城県立歴史館「鋼と色金-茨城の刀剣と刀装-」チラシ裏

展覧会 概要

期間:2021/2/20~4/11(前期~3/14、後期3/16~)
休館:月曜日
時間:9:30~17:00(入館は30分前まで)
料金:一般¥610、大学生¥320、満70歳以上¥300、高校生以下無料

茨城県立歴史館 公式サイト

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