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情報|致道博物館「出羽国庄内藩主 酒井家名宝」2019/9/26~11/4[山形]

情報-博物館・美術館

酒井家と致道博物館

松平時代からの旧臣で、家康の家臣団の中でも「徳川四天王」の1人だった「酒井忠次」を初代とし、忠次の長男の「家次」は江戸幕府で大名になります。 家次の長男で三代「忠勝」の時に庄内藩に移封されて、その後は明治維新まで酒井家が治めました。

昭和25年(1950年)に、旧荘内藩主第16代の「酒井忠良」氏が、土地建物や文化財を寄付して財団法人が設立されます。 庄内藩の藩校だった「致道館」に因んで名づけられた「致道博物館」での展示のほか、研究や保存など行われています。

出羽国庄内藩主 酒井家名宝 展

致道博物館の収蔵品のベースになっている、庄内藩主「酒井家」の名宝を一堂に集めた企画展です。 国宝の2振の太刀のほか、初代忠次着用の陣羽織や鎧兜など、酒井家の家宝が観られる貴重な機会です。

致道博物館「出羽国庄内藩主 酒井家名宝」2019/9/26~11/4[山形]

この展覧会で観られる国宝

国宝『太刀 銘 信房作』

酒井忠次が、天正12年(1584年)に小牧長久手の戦いでの戦功によって、徳川家康から授けれらた太刀です。 信房は、平安時代後期に活躍した備前(現在の岡山県)の刀工で、後鳥羽院の番鍛冶も務め、他には御物「十万束」が有名です。 今回は、拵も展示されるようです。

国宝『太刀 銘 真光』

武田氏を滅亡へと追いやった戦いの中で、酒井忠次が鳶巣山城(鳶巣山砦)攻撃の功労として、天正10年(1582年)3月に織田信長から拝領した太刀で、あわせて展示される拵は、拝領当時からのものです。 信長はこの約2カ月後に、本能寺の変で亡くなりました。 真光は、鎌倉時代の備前長船派の刀工です。

この展覧会のイベント

致道博物館「出羽国庄内藩主 酒井家名宝」2019/9/26~11/4[山形]

9/29(日) 14:00〜15:00  酒井忠久館長講話

10/5(土)14:00〜16:00  記念講演会「松平家忠日記」にみる酒井忠次(久保田昌希氏)

10/13(日)・10/14(月祝) 「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ記念イベント

10/19(土)・11/3(日)14:00〜 学芸員による列品解説

10/20(日)・11/2(土)14:00〜  はじめての刀剣講座(矢口秀春氏) ※参加料(資料代)¥500

10/26(土)・10/27(日) 戦国ワークショップ
10:00〜12:00 甲冑着用体験
13:00〜14:00 特大折り紙兜(かぶと)
15:00〜16:00 ペーパークラフト日本の兜
※東北文化の日で小・中学生は入館無料
※参加料(材料代等)¥300

展覧会 概要

期間:2019/9/26~11/4
休日:無休
時間:9:00~17:00(入館は30分前まで)
料金:大人¥800、高大生¥400、小中生¥300
公式サイト:https://www.chido.jp/

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