国宝-建築|一乗寺 三重塔[兵庫]

国宝データ-建築

一乗寺のこと

西国三十三所の第26番札所「法華山 一乗寺」は、兵庫県の加古川から十数キロの山あいにある古刹で、寺伝によると白稚元年(650年)に孝徳天皇が法道上人に命じて開かれたという。 真言律宗や西大寺を再興した興正菩薩叡尊が、播磨での布教の拠点にしたこともある。 平安時代の高僧像の名品、国宝『聖徳太子及天台高僧像』10幅など、数多くの文化財を所有する。

国宝『三重塔』

屋根の上に立てる金属の装飾「相輪」の、付け根部分にある鉢を伏せたような形の「伏鉢」に、承安元年(1171年)の銘があり、建立年代が特定できている。 3層とも3間(柱の間が3つ)で、上に行くほど小さくなり、最上階は初層の6割ほどの大きさになっている。 内部は床が張られており、初層の周囲には縁がめぐらされ、軒の深い瓦屋根に大型の相輪が乗せられている。

東京国立博物館「日本のたてもの」展での1/10模型
東京国立博物館「日本のたてもの」展での1/10模型

この国宝を観るには

8:00〜17:00の拝観時間内なら、いつでも観ることができる。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】102-2388
【指定番号】00056
【種別】近世以前/寺院
【指定名称】一乗寺三重塔
【ふりがな】いちじょうじさんじゅうのとう
【員数】1基
【時代・年】承安元年(1171年)
【構造・形式】三間三重塔婆、本瓦葺
【所在地】兵庫県加西市坂本町
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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