国宝『南大門』
法隆寺の中心的な「西院伽藍」の広大な敷地の入り口に立つ門で、飛鳥時代に建立された堂宇の多い西院伽藍では珍しく、室町時代に焼失しすぐに再建されたもの。 桁行3間(柱の間が3つ)、梁間2間で、入母屋造りの瓦屋根を乗せる。 寺社や内裏など格式が高い様式で、柱が前後に4本ずつ並ぶ「八脚門」で造られている。
この国宝を観るには
法隆寺の参道正面にあり、有料エリアの外側なので、いつでも観ることができる。
文化財指定データ
【台帳・管理ID】102-2699
出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
【指定番号】00128
【種別】近世以前/寺院
【指定名称】法隆寺南大門
【ふりがな】ほうりゅうじなんだいもん
【員数】1棟
【時代・年】永享10年(1438年)
【構造・形式】三間一戸八脚門、入母屋造、本瓦葺
【附指定】旧棟木1本、棟札1枚
【所在地】奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
【国宝指定日】1953.03.31