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国宝-建築|金峯山寺 本堂(蔵王堂)[奈良]

国宝DB-建築

金峯山寺のこと

奈良県吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)は、役小角(えんのおづぬ、役行者とも)が7世紀後半ごろに開いた修験道の本山で、蔵王権現をまつる。 熊野へ続く「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」は厳しい修行の地で、現在でも女人禁制のエリアがある。 平安時代に参籠や物詣が流行すると、皇族や貴族の参詣もあり、更に奥の大峯山からは藤原道長が埋納した『経塚出土品』が発見され国宝に指定されている。 

国宝『本堂(蔵王堂)』

金峯山寺の本堂で、本尊が蔵王権現なので「蔵王堂」とも呼ばれる。 最初に建立されたのは白鳳年間と伝わるが、現在の建物は天正20年(1592年)に完成している。 二層(2階建て)のように見えるが、下の屋根は「裳階(もこし)」という風雨除けと装飾を兼ねたもので、屋根と裳階とも檜皮で葺かれている。

重要文化財に指定される本尊の蔵王権現は、それぞれの本地仏として中尊は釈迦如来、向かって右は千手観音、左は弥勒菩薩で、過去・現在・未来の衆生救済をするという。 中尊が7m強、左右はやや小型でも6mを超える大きさで、本堂も36m四方で高さ34mと巨大なもの。

この国宝を観るには

拝観時間内はいつでも観ることができるが、本尊は秘仏で通常は閉扉されているが、数年おきに特別開帳がある。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】102-2797
【指定番号】00156
【種別】近世以前/寺院
【指定名称】金峯山寺本堂
【ふりがな】きんぷせんじほんどう
【員数】1棟
【時代・年】天正19年(1591年)
【構造・形式】桁行五間、梁間六間、一重もこし付、入母屋造、檜皮葺
【所在地】奈良県吉野郡吉野町大字吉野山
【国宝指定日】1953.11.14
【説明】吉野の藏王堂として有名なもので、室町時代中期の作。東大寺大仏殿に次ぐ大建築である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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