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国宝-絵画|雪松図屏風(円山応挙筆)[三井記念美術館/東京]

国宝DB-絵画

国宝『雪松図屏風』円山応挙筆

円山応挙の代表作で、三井家のために描かれたものといわれる。 京都の「円山四条派」の祖である応挙は三井家の後援を受けており、三井家には多くの応挙作品が伝わっているが、応挙の作品で国宝指定はこの1点のみ。

向かって右には巨大な松の大木の下の部分と、雪の重みで垂れ下がった松の枝。 左には小ぶりな松が2本、右はややうねっているが左はさらに細く伸びている。 雪の部分には何も塗っておらず、幹と枝葉への彩色や背景の金泥を塗ることによって、塗り残しの紙の白さを雪に見立てている。

2019年 三井記念美術館「国宝 雪松図と動物アート」展チラシより

この国宝を観るには

三井記念美術館で、正月前後の企画展に出品されることが多い。

三井記念美術館
住所   東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階
アクセス メトロ「三越前駅」「日本橋駅」徒歩数分、
     JR「東京駅(日本橋口)」徒歩7分、「神田駅」徒歩6分
開館時間 10:00~17:00(入館は~16:30)
拝観料  通常:大人¥1,000、大高校生¥500、中学生以下 無料
特別料金 特別展期間中:大人¥1,300、大高校生¥800、中学生以下 無料
施設   ミュージアムショップ、ミュージアムカフェ
公式サイト http://www.mitsui-museum.jp/index.html

公開履歴

2023/12/8~2024/1/27 三井記念美術館「国宝 雪松図と能面×能の意匠」
2022/12/1~2023/1/28 三井記念美術館「雪松図と吉祥づくし」
2021/7/10~8/22 三井記念美術館「自然が彩る かたちとこころ
2020/7/1~8/31 三井記念美術館「三井家が伝えた名品・優品
2019/12/14~2020/1/30 三井記念美術館「国宝 雪松図と明治天皇への献茶
2018/12/13~2019/1/31 三井記念美術館「雪松図と動物アート

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-33
【指定番号】00030-00
【種別】絵画
【指定名称】紙本淡彩雪松図〈円山応挙筆/六曲屏風〉
【員数】1双
【国】日本
【時代・年】江戸時代
【作者】円山応挙
【所有者】三井記念美術館
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

鑑賞ログ

2018年12月

「国宝 雪松図と動物アート」という企画で、タイトルにもなっている通りこの屏風が目玉の展示でした。 三井家が応挙のパトロンだったということで、他にも掛け軸など応挙の作品がいくつか出品されていました。

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