十六羅漢像[清凉寺/京都]

十六羅漢像[清凉寺/京都]

国宝『十六羅漢像』

中国の北宋時代(960年~1127年)の絵画で、掛軸1幅に1名の羅漢が描かれ、16幅が揃っている。 清凉寺の開祖で入宋僧の「奝然(ちょうねん)」が、本尊で国宝の『釈迦如来立像』などと共に請来したとされる。

現存する十六羅漢図としては最古級のもので、日本ではこれが唯一である。 後世の日本で主流になる奇怪な要望表現は控えめで、暗めの色を多用するなど、北宋様式の傑作とされる。

十六羅漢とは

羅漢は「阿羅漢」の略で、悟りを得た聖人を指す。 十六羅漢は、釈迦の弟子の中でも特に優れた16名のことで、それぞれ「○○第一」という長所を持っている。 16名の一部は、釈迦の「十大弟子」とも重なる。

この国宝を観るには

東京国立博物館・京都国立博物館に8幅ずつ寄託されており、春秋の霊宝館開館時でも現地で観ることはできない。 寄託先の博物館で公開されることもあるが、数幅ずつの公開でそろって公開されることは少ない。

2019/8/14~9/16 京都国立博物館「京博寄託の名宝展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-120
【指定番号】0114-00
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色十六羅漢像
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくじゅうろくらかんぞう
【員数】16幅
【国】中国
【時代・年】北宋時代
【所有者】清凉寺
【国宝指定日】1955.02.02

出典:国指定文化財等データベース 一部抜粋

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