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国宝-絵画|地獄草紙[奈良国立博物館]

国宝DB-絵画

国宝『地獄草紙』

平安~鎌倉期に地獄の様子を描いた絵巻物で、現在は絵が7面と詞が6面分だが、これは大部分の一部が残ったものと考えられている。 後白河法皇が蓮華王院の宝蔵に収めた「六道絵」の一部だとする説もある。 戦前の一時期、原三渓の所蔵だった時代がある。

「起世経」の「地獄品」には、八大地獄と各々に2つずつ16の小地獄があり、地獄に落ちた人間はこれらを順に回って苦しむことになる。 奈良国立博物館所蔵の地獄草子は「屎糞所(起世経では糞屎泥)」「函量所」「鉄磑所」「鶏地獄」「黒雲沙」「膿血所」の小地獄を描いたもの。

この国宝を観るには

所蔵する奈良国立博物館の展示で観られる場合がある。

公開履歴

2023/11/7~12/3 東京国立博物館「やまと絵
2021/7/17~8/15 奈良国立博物館「奈良博三昧
2019/8/20~9/8 奈良国立博物館「いのりの世界のどうぶつえん

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-128
【指定番号】00122-00
【種別】絵画
【指定名称】紙本著色地獄草紙
【員数】1巻
【時代・年】鎌倉時代
【所在地】奈良国立博物館
【国宝指定日】1956.06.28

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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