普賢菩薩騎象像[大倉集古館/東京]

普賢菩薩騎象像[大倉集古館/東京]

国宝『普賢菩薩騎象像』

平安時代後期に作られた普賢菩薩が象に乗った木像で、貴族趣味的で優美な作品である。 京都周辺で円派の仏師により作られ、どこかの寺院で釈迦如来の脇侍としてまつられていたと考えられるが、来歴などは不明。 大倉喜八郎が、東京国立博物館の初代館長町田久成氏から譲り受けたという。 東京都で唯一の国宝仏像である。

普賢菩薩は、像の背に据えられた蓮華座の上に結跏趺坐で座し、穏やかな表情で合掌をしている。 元は全体に彩色が施されていたと思われるが、現在ではところどころに残るのみで、部分的には截金(金属を細く切って貼り模様を表現する細工)も残り、制作当時の華やかさがしのばれる。

大倉集古館 桃源郷展チラシより 普賢菩薩騎象像

この国宝を観るには

ホテルオークラ敷地内にある「大倉集古館」の所蔵で、2014年に一時休館するまでは常設で展示してあったが、2019年リニューアル以降は不明。 2019年9月「桃源郷展」開催時には通常展示として展示されるよう。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-276
【指定番号】00112-00
【種別】彫刻
【指定名称】木造普賢菩薩騎象像
【ふりがな】もくぞうふげんぼさつきぞうぞう
【員数】1躯
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所在地】大倉集古館
【国宝指定日】1967.06.15

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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