情報|大倉集古館「彩られた紙」2021/4/6~6/6[東京]

情報-博物館・美術館

※4/27~5/11まで休館

★新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、2020/4/18~5/24 から 2021/4/6~6/6に延期されました。

大倉集古館のこと

大倉集古館は、明治~大正期の実業家で大倉財閥の創始者「大倉喜八郎」氏が自身のコレクションを元に、日本初の私立美術館として自邸内に設立したのが始まりです。 後に息子の喜七郎が自邸にホテル・オークラを設立したため、現在もホテル敷地内に位置しています。

大倉集古館

開館当時の建物は関東大震災で失いますが、昭和3年(1928年)には現在でも一部が残る東洋風の建物が再建されます。 1998年には国の登録有形文化財に指定され、2014~2019年の長期にわたる改修工事を経て、2019年秋にリニューアルオープンしました。 中国の宮殿風の外観はそのままに、エレベーターや地下のロビーやホールが整備されて、街中なのにゆったりとした雰囲気が味わえます。

大倉集古館

彩られた紙―料紙装飾の世界―

2019年9月に5年半の改修工事を経てリニューアルオープンした「大倉集古館」は、わずか半年ほどで新型コロナによる長期休館となってしまいましたが、ちょうど1年後の2021年春に、延期の企画が開催されることになりました。 近くには桜の名所が多い立地ですので、お花見にあわせるとぴったりな華やかな企画です。

今回のテーマは「料紙」で、大きくは書に使用する紙のことです。 植物の繊維から作られる紙は、その素材によって紙の色合いや風合いが異なり、書とあわせて楽しまれてきました。 平安時代になると、華やかな国風文化が盛んになったこともあり、紙を染めたり金銀箔を蒔いたり型を押したりと、様々な方法で彩られるようになります。 この展覧会では料紙に焦点をあてて、奈良時代から江戸時代までの料紙が集められるようです。

この展覧会で観られる国宝

※4/27~5/11まで休館

古今和歌集序(巻子本)

大倉集古館が所蔵する『古今和歌集序』は、平安時代に書かれた巻物で、古今和歌集の序文です。 2~30cmほどの料紙が継がれていて、その色合いがとても華やかです。

普賢菩薩騎象像

平安時代のとても穏やかな表情の普賢菩薩像で、白象の上に蓮華座を置いた鳥獣座に座しています。 この象が、本物の象を見たことのない人が作ったんだな~という、なんとも愛らしい姿をしています。 深大寺の釈迦像が国宝に指定されるまでは、東京で唯一の国宝仏像でした。

国宝模本 平家納経

平家一門が厳島神社に奉納した装飾経『平家納経』は、院政期の粋を集めた華やかさで、経典ですが「絵画」として国宝に指定されています。 大正時代に、益田鈍能が中心になって、田中親美が摸本を複数制作し、厳島神社に奉納されたほか、益田家、大倉家、安田家に納められました。 今回は、その中から何点かと、模造の経箱も展示されるようです。

2019年の冬に、東京国立博物館で平家納経模本の企画展があり、益田家本は写真撮影OKだったので、その時の写真をご覧ください。

※国宝の現物は展示されません

平家納経(摸本、益田家本)厳王品
平家納経(摸本、益田家本) 薬王品
平家納経(摸本、益田家本) 薬王品
平家納経(摸本、益田家本)経箱

展覧会 概要

※4/27~5/11まで休館

★新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、2020/4/18~5/24 → 2021/4/6~6/6に延期されました。

期間:2021/4/6~6/6
休日:月曜日(5/3は開館、5/6が休館)
時間:10:00~17:00(入館は30分前まで)
料金:一般¥1,000、大高生¥800、中学生以下無料、ぐるっとパスで入場可能

公式サイト:https://www.shukokan.org/

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