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国宝-工芸|小桜韋黄返威鎧(兜・大袖付)[厳島神社/広島]

国宝データ-工芸
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国宝『小桜韋黄返威鎧』

源頼朝・義経兄弟の叔父にあたる「源為朝」の所用だと伝わる大鎧で、平安時代末期を代表する作品。 威毛は「小桜韋黄返」で、韋(鹿のなめし革)に小桜模様を染め、更に黄色を重ね染める「黄返」を施したもの。 草摺(腰から下の部分)を構成する「小札(こざね)」が大きく、威毛(小札をつなぐ紐)も幅が広く豪壮な印象で、このような鎧を「大荒目」と呼んだ。

参考:小桜脅(東京国立博物館の復元鎧から)

この国宝を観るには

厳島神社にある宝物館は、通常は国宝などは展示しておらず、毎年秋(11月下旬~12月上中旬頃)に開催される「名品展」で公開されることがある。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-323
【指定番号】00036-00
【種別】工芸品
【指定名称】小桜韋黄返威鎧〈兜、大袖付/〉
【ふりがな】こざくらがわきかえしおどしよろい〈かぶと、おおそでつき〉
【員数】1領
【時代・年】平安時代
【寸法・重量】鎧高72.7cm、兜鉢高11.5cm、大袖46.5cm
【品質・形状】黒漆塗革小札を黄に返した小桜韋をもって威し、裾板に紅猿鞣で畦目と菱縫を施し、銅は前立挙が二段、後ろ、押付板、逆板、三の板の三段とし、衝胴四段、草摺三間にして前後四段
【所有者】厳島神社
【国宝指定日】1951.06.09
【説明】本鎧は、古来源為朝奉納と伝える著名な一領である。小札の幅が著しく広く、威毛もまた太く、一枚張筋伏せの厳しい星兜の形状と併せて、総体に豪壮の趣がある鎧である。脇楯、鳩尾板などを欠失するものの、総体の形状はよく原形を留める。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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