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国宝-書跡典籍|王勃集 巻第二十九、第三十[東京国立博物館]

国宝DB-書跡・典籍

王勃集とは

「王勃」は中国・唐時代の詩人で、王勃集は王勃の詩文集。 若くから頭角を現し「初唐の四傑」の1人にも数えられるほどだったが、27歳の若さで水死している。

国宝『王勃集』

この王勃集は興福寺に伝来したもので、則天武后が文字を制定する前の文字が使われていることから、王勃がなくなって間もない頃に書写されたものだと考えられている。 王勃集の原本は早い時期に失われ、この写本は現存最古となる。 画家の富岡鉄斎が所蔵していた時期があった。

王勃集 巻第二十九、第三十[東京国立博物館]

※このページの画像は「研究情報アーカイブズ」のものを使用しています。

公開履歴

2023/11/28~12/24 東京国立博物館 東洋館
2022/10/18~11/13・12/13~18 東京国立博物館 150周年「国宝 東京国立博物館のすべて
2016/8/30~10/23 東京国立博物館 東洋館

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-570
【指定番号】00018
【種別】書跡・典籍
【指定名称】王勃集〈巻第二十九、第三十〉
【ふりがな】おうぼつしゅう
【員数】1巻
【国】中国
【時代・年】唐時代
【ト書】紙背四分戒本略
【所在地】東京国立博物館
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

鑑賞ログ

2019年2月 顔真卿展/東博

企画展の展示パネルで、中国では何度か文字の統一があったらしいことを知りました。 この書は則天武后による統一の前の文字が使われているという事で、たしかに見慣れない文字がちょこちょこ出てきます。(もしかしたら現代で使われていないとか、日本で使われていない文字かもしれませんが)

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