虚堂智愚墨蹟 法語(破れ虚堂)[東京国立博物館]

虚堂智愚墨蹟 法語(破れ虚堂)[東京国立博物館]

国宝『虚堂智愚墨蹟 法語(破れ虚堂)』

中国・南宋時代の禅僧で、諸大寺の住持を歴任した「虚堂智愚(きどうちぐ)」は、日本からの入宋僧「南浦紹明 (なんぽじょうみょう)」らが参禅し、その法を継いで日本に臨済宗を伝えた。 この墨蹟は、虚堂智愚が「日本照禅者」に与えたもので、その人物は入宋僧の「無象静照(むしょうじょうしょう)」だとされる。

臨済宗と関係の深い茶の湯の世界では、茶席の掛軸として虚堂智愚の書が珍重された。 千利休の師である武野紹鷗の愛玩品で、京都の豪商大文字屋の所有に移った際に、使用人が蔵に立てこもり、この書を切り裂いて自害したため「破れ虚堂」と呼ばれる。 松平不昧公が手に入れ、以降松平家に伝わった。

国宝『虚堂智愚墨蹟 法語』破れ虚堂[東京国立博物館]
国宝『虚堂智愚墨蹟 法語』破れ虚堂[東京国立博物館]

この国宝を観るには

東京国立博物館を中心に、2~3年に1度程度は公開される。

公開履歴

2020/9/24~11/15 東京国立博物館 東洋館「中国書画精華」
2017/4/25~5/7 東京国立博物館「茶の湯」
2016/10/18~11/6 東京国立博物館「禅―心をかたちに―」
2014/10/15~11/9 東京国立博物館「日本国宝展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-597
【指定番号】00054-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】虚堂智愚墨蹟〈法語/〉
【ふりがな】きどうちぐぼくせき
【員数】1幅
【国】中国
【時代・年】南宋時代
【所在地】東京国立博物館
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

※このページの画像は「研究情報アーカイブズ」のものを使用しています。

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