歌仙歌合[和泉市久保惣記念美術館/大阪]

歌仙歌合[和泉市久保惣記念美術館/大阪]

国宝『歌仙歌合』

和漢朗詠集の選者としても知られる、平安時代中期の公家「藤原公任」が30人を選んだ和歌集で、130首が書写されている。 伝承筆者は、能書家で三跡の1人であり、書の世尊時流を興した藤原行成によるものとされる。

料紙は、紫と藍の繊維をところどころに漉き込む「飛雲」で、特に飛雲が大きく華やかな印象を受ける。 上下2段に和歌が書かれるが、作者2人を選び、それぞれ10首(数首のことも)を上下に書くので「歌合」とされる。

一番 人麿・貫之 10首
二番 躬恒・伊勢 10首
三番 良僧正・在中将 3首
四番 家持中納言・素性 3首
五番 堤中納言・土御門中納言 3首
六番 敦忠中納言・公忠辨 3首
七番 敏行・友則 3首
八番 忠岑・重之 3首
九番 興風・信明 3首
十番 清正・順 3首
十一番 深養父・小町 2首
十二番 是則・元輔 3首
十三番 小大君・仲文 3首
十四番 能宣・忠見 3首
十五番 兼盛・中務 10首

この国宝を観るには

所有している「和泉市久保惣記念美術館」での企画展で公開されたり、他美術館への貸し出しもされるので、比較的観る機会は多い。

和泉市久保惣記念美術館 →公式サイト

公開履歴

2020/4/11~6/7 和泉市久保惣記念美術館「書の名品」
2019/10/5~11/24 松濤美術館「日本・東洋 美のたからばこ

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-614
【指定番号】00072-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】歌仙歌合
【ふりがな】かせんうたあわせ
【員数】1巻
【時代・年】平安時代
【所在地】和泉市久保惣記念美術館
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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