神戸市立博物館
神戸市立博物館は、「神戸市立南蛮美術館」と「神戸市立考古館」が統合されて誕生したので、宣教師や南蛮貿易に関するものや、国宝の『桜ヶ丘町出土銅鐸・銅戈』をはじめとする考古資料を多数所蔵する博物館です。
名品展-まじわる文化、つなぐ歴史、むすぶ美-
2018年の2月から施設改修のため休館していた神戸市立博物館ですが、11/2にリニューアルオープンすることになり、コレクションを中心にした名品展が開かれます。 国宝の『桜ヶ丘銅鐸・銅戈』は原則常設展示になるようですが、あの有名な「聖フランシスコ・ザビエル像」の現物や南蛮屏風など、貴重な館蔵品が一堂に出展されるようです。
重文「源平合戦図屏風 一の谷合戦図」狩野吉信筆
重文「南蛮屏風(左隻)」狩野内膳筆
重文「聖フランシスコ・ザビエル像」
重文「泰西王候騎馬図屏風」
「大輿地球儀」
「型吹き青色六角蓋付四段重」
「手彫り薩摩切子紫色被せ脚付ガラス杯」
この展覧会で観られる国宝
桜ヶ丘町出土銅鐸・銅戈
流水文銅鐸 3点
袈裟襷文銅鐸 11点
銅戈 7点
神戸市灘区桜ヶ丘町からまとまって出土した銅鐸(どうたく)と、銅戈(どうか)という武器で、青銅で作られている。 特に、2点の袈裟襷文銅鐸は表面に模様を描きだしており、古代美術としても評価が高い。
展覧会 概要
期間:2019/11/2~12/22
休日:毎月曜日(祝日は開館し、翌火曜が休館)
時間:10:00~17:00(入館は30分前まで)
夜間:土曜日は21:00まで開館(入館は30分前まで)
料金:一般¥1,000、大学生¥500、高校生以下無料