情報|九州歴史資料館「福岡の至宝に見る信仰と美」2020/10/6~11/29[福岡]

情報|九州歴史資料館「福岡の至宝に見る信仰と美」2020/10/6~11/29[福岡]

九州歴史資料館

大宰府の発掘調査の拠点や、九州地方で出土した考古資料の展示施設として、昭和48年(1973年)に、太宰府に開館しました。 平成22年(2010年)に、太宰府の南に約10kmの現在地に移動して、今年は移転から10年になるようです。 

福岡の至宝に見る信仰と美 展

太宰府と久留米の中ほどに位置する「九州歴史資料館」は、移転会館10周年を記念して「福岡の至宝に見る信仰と美」展を開催するようです。 サブタイトルは「福岡ゆかりの名宝が里帰り」とあり、4件6点の国宝をはじめ、古墳や経塚からの出土品、仏像や墨蹟などの仏教美術、博多商人ゆかりの茶道具など、時代もジャンルも様々なものが、全国から福岡に里帰りするようです。

九州歴史資料館「福岡の至宝に見る信仰と美」

この展覧会で観られる国宝

無準師範墨蹟(板渡しの墨蹟)[東京国立博物館]

円爾弁円が宋から戻って福岡で承天寺を開いた頃に、師の無準師範が住持をつとめる万寿寺が火災に遭ったことを聞き、再建のための板を千枚贈りました。 これはその礼状で、古くから茶席の掛物として珍重され、松平不昧公が入手したものです。

観世音寺資財帳[東京芸術大学]

観世音寺は、大宰府政庁の隣に位置する寺院で、古くは日本で3ヶ所だけの「戒壇院」があった大寺です。 資財帳は、官営寺や大寺に財産目録や寺の縁起を記録させたものです。 東京藝術大学の所蔵品ですが、同大学の館蔵品展では公開されないので、貴重な機会です。

東大寺文書[東大寺/奈良]

奈良時代には戒壇院があり興隆を極めた観世音寺ですが、平安時代以降は衰退し、東大寺の末寺として存続しました。 東大寺文書には、荘園や管轄寺に関する資料が多く、観世音寺に関する文書が公開されます。

智証大師関係文書典籍[園城寺(三井寺)/滋賀]

遣唐使船ではなく、往復とも商船で入唐した円珍に関する文書類から「僧円珍牒(御祈祷転経牒状写)」が出展され、これは文書類の「入唐関係文書」の1つです。 福岡とどのような関係かわかりませんが、「牒」は役所や大寺院の正式な文書のようです。

九州歴史資料館「福岡の至宝に見る信仰と美」チラシから

展覧会 概要

期間:2020/10/6~11/29
休館:毎月曜日(祝日は開館し、よく平日が休館)
時間:9:30~16:30(入館は30分前まで)
料金:一般¥210、高大生¥150
アクセス:西鉄天神大牟田線「三国が丘」から徒歩約10分

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