瓢鮎図 如拙筆[妙心寺退蔵院/京都]

瓢鮎図 如拙筆[妙心寺退蔵院/京都]

国宝『瓢鮎図 (ひょうねんず)』

掛軸に仕立てられた水墨画で、上半分は31名の禅僧による「賛」で埋め尽くされている。 下半分の絵画部分は、遠くに山々と手前に竹の茂る水辺が描かれ、みすぼらしい風体の人物が両手で瓢箪を持っており、その先には大きな鮎(なまずのこと)が泳いでいるという構図。  室町4代将軍の足利義持が「瓢箪で鯰を抑えとることができるか」という題を出し、それに対して僧たちが答えを書きこんだもの。

如拙のこと

作者の「如拙(じょせつ・にょせつ)」は室町時代の画僧で、生没年など詳細についてはわかっていない。 国宝の『瓢鮎図』ほか、京都国立博物館所蔵の「王羲之書扇図」が重要文化財に指定されている。 室町時代に相国寺に所属しており、後に日本の禅画・水墨画で一時代をなす雪舟等楊からも祖とあおがれている。

公開履歴

2019/7/13~9/1 九州国立博物館「室町将軍展

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-19
【指定番号】00017-00
【種別】絵画
【指定名称】紙本墨画淡彩瓢鮎図〈如拙筆/〉
【員数】1幅
【時代・年】室町時代
【作者】如拙
【ト書】全愚周崇の序、玉畹梵芳等三十僧の賛がある
【所有者】退蔵院
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜

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