瀟湘臥遊図[東京国立博物館]

瀟湘臥遊図[東京国立博物館]

国宝『瀟湘臥遊図』

乾隆帝の四名巻のうちの1本で、巻頭には乾隆帝の書で「気呑雲夢」が、巻中には乾隆帝による「竹」の画がある。  『瀟湘臥遊図』の「瀟湘」は湖南省の名所で山水画の代表的な画題、臥遊図とは臥ながらにして遊ぶ=家にいながら心をその地に遊ばせるというもの。

巻頭の乾隆帝の筆

蘭・竹・菊・梅の「四君子」模様は、君子=優れた人の特徴を植物になぞらえたもの で、四名巻の他の3巻にもそれぞれ「蘭」「梅」「菊」が描かれている。残りの3巻は、大英博物館の「女史箴図巻」=「蘭」、フリア美術館(ワシントン)「蜀川図巻」=「梅」、北京国家博物館「九歌図巻」=「菊」

やや左部分が竹図

元の所有者である菊池惺堂が、関東大震災の火災の中から救い出した。 中国では日本における刀剣や茶道具のように所有者やその来歴が重視されるため、歴代の所有者たちが自身の印を押している。 巻末には菊池惺堂の件も書き足されている。

巻頭の乾隆帝の筆

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-71
【指定番号】00068-0
【指定名称】紙本墨画瀟湘臥遊図〈章深の跋に「舒城李生作」とある/〉
【ふりがな】しほんぼくがしょうしょうがゆうずかん
【員数】1巻
【作者】舒城李生(李氏筆)
【ト書】乾道六、七年の葛〓等九人の跋がある
【国・時代】中国・南宋時代
【所有者】東京国立博物館
【国宝指定日】1953.03.31

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

鑑賞ログ 2018.10.12

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