薬師如来坐像・日光月光菩薩立像[薬師寺/奈良]

薬師如来坐像・日光月光菩薩立像[薬師寺/奈良]

薬師寺のこと

天武天皇9年(680年)に、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を願って発願し、当時都のあった飛鳥に建立された。 平城京への遷都に伴って、薬師寺も現在の場所に移転する。 度々、失火や戦火、天災にあっており、奈良時代の建物で現存するのは、国宝の『東塔』のみである。 

薬師寺[奈良]

国宝『薬師如来・日光月光菩薩像』

飛鳥時代後期~奈良時代前期頃に作られた薬師三尊像で、薬師寺は何度か火災にあっているが、この三尊像は焼け残っている。 中尊の薬師如来は坐像で像高2.5mほど、脇侍は向かって右に日光菩薩、左に月光菩薩を配し、共に3mを超える立像だが、台座に坐した中尊よりやや低くなっている。

3躯とも銅造で、飛鳥時代中頃の銅造仏と比べると、肉付きや表情に写実性が強くなっており、造像の技術も高くなっている。 薬師如来の方形台座には、ギリシャの葡萄模様やペルシャの唐草模様などのエキゾチックな模様、中国で四方を守護する四神(玄武・青龍・朱雀・白虎)、インドの神など、様々な地域の図柄で飾られている。

薬師寺パンフレットから

この国宝を観るには

薬師寺の金堂に安置されており、拝観時間内に入場すればいつでも観ることができる。 薬師寺は時期によって拝観エリアが異なり、値段も変動する。

時間:8:30~17:00(受付は30分前まで)
正月・盆・春・秋:一般¥1,100、中高生¥700、小学生¥300
上記以外:一般¥800、中高生¥500、小学生¥200

薬師寺 金堂

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-176
【指定番号】00015-00
【種別】彫刻
【指定名称】銅造薬師如来及両脇侍像(金堂安置)
【ふりがな】どうぞうやくしにょらいおよびりょうきょうじぞう
【員数】3躯
【国】日本
【時代・年】奈良時代
【所有者】薬師寺
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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